基礎部分の施工について
1 コンクリートブロックを支える為の土台部分で、地面に鉄筋やモルタルやコンクリートを
敷いて施工していきます。
まずは、ブロックを積む位置を決めてから、基礎を作る為の溝を地面に掘ります。
地面が柔らかい状態やブロックを積む段数によっては、地面の沈下を防ぐため、
一度、砕石を5㎝程度の厚さに敷いて転圧機で砕石を固めていきます。
砕石の上に幅がコンクリートブロックの厚み+7㎝程度になるように、型枠を、
設置していきます。
鉄筋はブッロク1丁に1本の間隔で鉄筋を真っ直ぐ差し込んでいきます。
使用する鉄筋の太さは、10㎜もしくは13㎜の鉄筋を使用します。
2 ブロックの積み方
乾いた基礎の上に練ったモルタルを2列に置いて、その上にブロックをのせて、
水平器を使って前後、左右の水平を確認しながら並べていきます。
ブロックの高さや前面に合わせて基準となる水糸を張って置きます。
ブロックとブロックの間は、目地として10㎜感覚をとっておきます。
ブロック同士のジョイント部分には全てモルタルを入れていきます。(フェンス設置する時は別です。)
目地部分からはみ出したモルタルは、後で目地ゴテで抑えてきれいにします。
2段目以降を積む際は、ある程度モルタルが固まっているかどうかを確認しながら、
1段目と同様に横目地の幅が10㎜になるように高さと水平を調整して2段目を積みます。
並べ終わってからは、ブロックの溝部分に横筋を入れて、縦筋と結束針金でつなぎ、
鉄筋を入れた部分にモルタルをいれていきます。
3段目以上に積む場合は、この作業を繰り返します。
最後になりますが、ブロックの積み方についてのまとめですが、しっかりと水平の確認と
前後のブレを確認をすれば、キレイに設置できると思います。
ブロックは様々なブロックがあったり、厚みも様々にあります。
今は化粧ブロック(デザイン性がある)を使われる方が増えていると思います。
お困りごとがありましたら是非、青井建工をよろしくお願いします。